2018年01月03日

2017年11月から12月に読んだ本

2017年11月から12月に読んだ本です。年々、読了本が減っている。老眼鏡を作り直し、照明も明るくして、読書環境を変えたけど増えない。

■龍一語彙 二〇一一年 ‐ 二〇一七年 坂本龍一
坂本龍一のドキュメンタリー映画『Ryuichi Samoto CODA』の公開日と同日発売で、映画を観てから読んだ。この5年間の教授の思考回路を活字化。インタビューなどは既読も多いはずが、語彙の解説付きだと新鮮だった。装丁のくすんだブルーは坂本龍一責任編集のCDBOOK「スコラシリーズ」と同系色。11月は教授の世界にどっぷり。

■スタンフォード式 最高の睡眠 西野精治
読みづらい文章だった。また家族全員が最高の睡眠をとる方法は書いていない。首都圏の通勤電車で睡眠時間が取れるのは、始発かグリーン車、新幹線で座れるか、時間差出勤。地方だと車通勤も多い。著書は海外生活が長いようなので、日本での現実を知らないのだと思う。睡眠が大切ということは伝わってきた。

■非常出口の音楽 古川日出男
非日常、白日夢な短編集。この感じ、好きだわ。

■光 (集英社文庫) 三浦しをん
読書中に、何度も息苦しくなり、鼓動が早くなった。ダークなものは、ある程度は耐性はあるが辛かった。映画が公開中で、終盤は脳内で井浦新の演技が始まった。光は少し見えたが、続きをちょっと妄想し思考を止めて寝たら、後味の悪い夢を見た。

■無垢の領域 (新潮文庫) 桜木紫乃
読書前に解説を読もうと後ろのページを開いたら、ポール・ボウルズ『シェルタリング・スカイ』が引用文献だった。ベルナルド・ベルトルッチ監督の映画はリアルタイムで鑑賞。映画音楽は大好きな音楽家の坂本龍一が担当。坂本龍一のニューソロアルバム『async』では、映画『シェルタリング・スカイ』から引用があって、公開から四半世紀経って観直したら感想が変わるかしらと考えることがしばしば。解説を読まずに本書を読み出した。生きていくには、多かれ少なかれわだかまりと折り合いをつけていく。自分の努力や助言があっても変えることがない現実を受け入れる。群像劇、恋愛小説、芸術と天才、母の物語など読み方は多様。読んでいると坂本龍一のサントラ『嵐が丘』(エミリー・ブロンテ原作)が脳内再生。北の大地の寒さは、砂漠での物語『シェルタリング・スカイ』ではなかった。もし映像化するなら音楽は坂本龍一がいいな。

■バースデイ・ガール 村上春樹、カット・メンシック
アートブックシリーズは発表された短編集にイラストを追加して出版。タイトルに覚えがなかったら未読だった。このシリーズの中ではシュールな部分は薄くなっている。




スタンフォード式 最高の睡眠
スタンフォード式 最高の睡眠
  • 発売元: サンマーク出版


非常出口の音楽
非常出口の音楽
  • 発売元: 河出書房新社


光 (集英社文庫)
光 (集英社文庫)
  • 発売元: 集英社


無垢の領域 (新潮文庫)
無垢の領域 (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社


バースデイ・ガール
バースデイ・ガール
  • 発売元: 新潮社



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posted by 美結 at 10:51 | Comment(0) | 月次読了本 | 更新情報をチェックする
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